こんにちわ。JalanKota(@terc0023)です。
今回は、ミャンマーの秘境パアン(Hpa An)をレンタルバイクで半日かけて観光するモデルコースを紹介します。
このモデルコースでは3つの観光スポットに行きます。
- 奇岩の上にたたずむ寺院「チャウッカラ・パコダ」
- ジェットスキーがあるテーマパーク「Chit Thu Myaing Resort」
- 蝙蝠(こうもり)が群がる山「Bat Cave」
一番のおすすめは「チャウッカラ・パコダ」で、くびれた岩場の上に建てられた寺院が印象的です。
■いつ行ったのか
2019年2月4日に行きました。
レンタルバイクで行くパアンの半日観光モデルコース
今回の観光ルート
このようなルートで観光しました。道順は時計回りです。
周る順番はこちらです。
- 「チャウッカラ・パコダ」
- 「Chit Thu Myaing Resort」
- 「Bat Cave」
レンタルバイクの借り方
バイクのレンタルは宿泊先のホテルやホステルでできます。
今回は「Lil Hpa-An」でレンタルしました。レンタル料は1泊2日で15,000mmk(約1,116円)です。
Lil Hpa-AnをBooking.comで調べる
オートマチックタイプなので操作も簡単です。
ガソリンの残量が少ない可能性があるので、移動前に給油した方が良いです。
■ガソリンスタンドでの給油の仕方
ガソリンスタンドでは言葉が通じません。
なので「2リットル!」、「3リットル!」と量を伝えるよりも金額を伝える方が伝わりやすいし、支払も楽です。
2,000mmkを見せて、ガソリンタンクを指させばその分入れてくれます。
今回は移動距離が短いので、約2リットル入る2,000mmk(約146円)分給油すれば十分です。
パアンの街を南下する
給油を終えたら街を南下していきます。
途中で仏教の聖地ズウェガビン山が見られます。
山の形が独特で見入ってしまいます。
奇岩の上にたたずむ寺院「チャウッカラ・パコダ」
周辺の様子
40分程度走ると「チャウッカラ・パコダ(Kyaut Ka Latt Pagoda)」に到着します。
くびれた奇岩の上に白いパゴダがたたずんでいます。
奇岩の周りは人工的に作られた湖に囲まれていて、現地はとても神秘的な雰囲気になっています。
ごく普通の寺院のため入場料などは取られませんが、ガイドも案内板も無いのでこんな疑問が残ります。
- なぜこのような奇岩が存在しているのか
- なぜ奇岩の上にパゴダを立てたのか
- なぜ周りを湖にしたのか
とりあえず一周してみましたが、周りには何もありませんが、野犬が吠えてくるので、噛まれないように注意してください。
パゴダ近くで動画を撮りました。
島に潜入!
岩の上のパゴダに行ってみました。
対岸から島へは橋が1本掛かっています。その橋から島へ渡ります。
島へ渡るといくつか小屋がありました。
お坊さんが宿泊・礼拝するような施設でした。
奥へ進み階段を見つけました。
注意書きには靴を脱ぐようにと書かれています。素足で登りました。
登ったはいいですが、途中で「仏教徒以外立ち入り禁止」の看板があり、頂上に上ることはできませんでした。
お土産屋・休憩場
パゴダのエントランスには、お土産屋があります。
冷えた飲み物も売っているので、小休止にちょうどいいです。
木陰には水飲み場もありました。
このパゴダの歴史、文化を知る手掛かりは得られませんでしたが、とてものんびりした場所でインスタ映えする写真を撮りつつリラックスするのにオススメです。
撮影するなら日中の青空の下で撮るのもいいですが、夕焼けもアリです。
ジェットスキーができるリゾートテーマパーク
次はジェットスキーができるリゾートテーマパークです。
チャウッカラ・パゴダからはほぼ隣にあり、5分くらいで行けます。
入場料は1,000mmk(約73円)です。
中に入るときれいに手入れされた花壇があり、奥に子ども用の乗り物があります。昔、デパートの屋上にあったような乗り物です。
ロボット、兵士、軍人、バットマンなど男の子が喜びそうな像が沢山あります。
さらにはゲームセンターもあります。UFOキャッチャーなど、デパートのゲームコーナーくらいのラインナップでした。
大人向けのアクティビティは、ジェットスキーがあります。
ドライバーの後ろに乗るスタイルで、4周します。料金は1回5,000mmk(約363円)です。
ドライバーは急旋回、蛇行、アップダウンなどで楽しませてくれます。さらにスピードも最高50km/h程度まで出てとても爽快でした。
ただ、スマホを預ける場所がなく、ポケットに入れたまま乗っていたので、別の意味でスリルがありました。
ジェットスキーの様子を撮影しました。
このパーク内にはいくつかカフェ・レストランがあり、特に目立っていたのがこちらの飛行機レストランでした。
本物の飛行機がレストランに改装されているようです。
他にも風車小屋の宿泊施設や草木でできた迷路などがありました。
テーマパークの周りは畑でズウェガビン山がよく見えます。
ここには、なんとあの怪獣もいます。
怪獣の陰に隠れてスプレーでいたずら書きされたイギリスの世界遺産もありました。
怪獣の足元に平屋があり、中にはティラノサウルスやプテラノドン、ステゴサウルスなどの恐竜のオブジェが展示されていました。
ゴジラ像はとても大きなオブジェで、周りからとても目立ちます。ジェットスキーの動画にも映っているので探してみてください!
中々いないと思いますが、このテーマパークは、小さい男の子がいる家族連れが一番楽しめると思います。
一人旅やグループでここに来るなら、ジェットスキーがオススメです。
蝙蝠(こうもり)が群がる山「Bat Cave」
最後は蝙蝠(こうもり)が群がる山「Bat Cave(バットケイブ)」を紹介します。
大量のこうもりが見られるという観光スポットで、見られる時間帯は夕方の18時半以降です。
この日は早くに来すぎたため、こうもりを見るのはあきらめて、高台から周辺の景色を見るだけにしました。
寺院なので素足で移動しなくてはならない上に、砂利や急な階段があり、中々ハードでした。
鋭くとがった砂利もあるので、心配な人は汚れても良い靴下を履いて足の裏をカバーした方が良いです。
高台に上がると、サルウィン川とサルウィン橋が見えてきます。
さらに上がるとより遠くの景色が見られます。空気が澄んでいるので午後でも遠くまで見渡せます。
真ん中奥に見えるのがズウェガビン山です。
3つの観光スポットを周り、パアンのホステルに戻ります。
街灯が少ないので、日が暮れてからのバイク運転は控えた方が良いと思います。
移動ルート・費用について
移動ルート
移動距離は約45kmで4時間くらいで周り切りました。
パアンの場所と行き方
パアンはミャンマーの南東に位置し、ヤンゴンから約300km東に進んだ街です。
ヤンゴン、バガン、マンダレーと比べるとマイナーですが、自然と仏教の文化を中心とした、独特の観光スポットがあり、秘境好きにオススメの街です。
パアンへの行き方
■ヤンゴンからパアンへ
アウン・ミンガラー・バス・ターミナルからバスで10時間で、運賃は14,000mmk(約1,058円)~19,000mmk(約1,437円)です。
■キンプンからパアンへ
ゴールデンロックの麓の町「キンプン」からはバスが出ています。
私が乗った時は出発時刻が午後1時、運賃は7500mmk(約578円)で、途中で1回乗り換えがあり、合計で4時間30分かかりました。
費用について
費用は24,000mmk(約1,815円)でした。内訳はこちらになります。
- レンタルバイク・・・15,000mmk
- ガソリン代・・・・・2,000mmk
- テーマパーク入場料・1,000mmk
- ジェットスキー・・・5,000mmk
- 休憩中の飲み物代・・1,500mmk
レンタルバイクを日帰りにするとレンタル料を8,000mmk程度に抑えられると思います。
まとめ
レンタルバイクを使って3つの観光スポットを半日で周りました。
- 奇岩の上にたたずむ寺院「チャウッカラ・パコダ」
- ジェットスキーがあるテーマパーク「Chit Thu Myaing Resort」
- 蝙蝠(こうもり)が群がる山「Bat Cave」
個人的にはやはり、非日常空間が体感できるチャウッカラ・パゴダが一番魅力的でした。次行く時は朝焼けか、夕焼けを狙って行きたいです。
それでは!気を付けて良い旅を。