ユーラシア大陸横断旅行中に出会った「ガチで感動したグルメ」5選

コラム

こんにちわ。JalanKota(@terc0023)です。

食事は海外旅行の楽しみの1つではないでしょうか。私はユーラシア大陸のシンガポールからポルトガルまで1年半以上掛けて陸路で横断し、その道中で数百の料理を食べてきました。

国や地域で、変わったり変わらなかったりする食文化に、時には感動し、時にはひたすら続く逃れられないカレー地獄に絶望しました。

今回はその中で私、JalanKotaが一口食べて「おぉ!すごっ!」と感動したグルメを5つ紹介します!

ユーラシア大陸横断旅行中に出会った「ガチで感動したグルメ」5選

シンガポールチキンライス

まず始めはシンガポールで食べたシンガポールチキンライスです。

日本でチキンライスというと、オムライスの中に入っているケチャップご飯をイメージしますが、東南アジアでは、「茹でた鶏」と「その茹で汁と鶏の脂で炊いたご飯」のセット料理になり、シンガポールを中心にインドネシア、マレーシア、タイなどで食べられています。

ちゅるちゅるのジューシー鶏肉

東南アジア滞在時、ほぼ毎日食べていたチキンライスですが、「文東記(Boon Tong Kee)」で食べたチキンライスは忘れられない感動の一品です。

ここの鶏肉はしっとり目に茹でられ、光り輝いています。

光沢のあるゆで鳥

この茹で鶏を一つ口に運ぶと「ちゅるちゅるっ!」とした今まで味わったことのない口当たりで口の中に吸い込まれ、噛むたびにしっとり、ジューシーな肉から鶏の旨味が口いっぱいに広がります!

また、鶏の茹で汁と鶏の脂で炊いたご飯も鶏の香りと味がしっかりと付いていて、鶏肉との相性抜群です!

鶏の茹で汁で炊いたご飯

文東記について

文東記 外観
店名文東記(Boon Tong Kee)
住所425 River Valley Rd, Singapore 248324
電話番号+65-6736-3213
営業時間全日 11:15~16:00, 16:30~3:00
定休日なし

レバ刺し

2つ目はタイ、バンコクにある焼き鳥居酒屋「伊勢」のレバ刺しです。

ぷりっぷりの絶品レバー

感動の一品は地鶏刺身の3種盛り合わせで、特に新鮮で臭味のないぷりっぷりのレバ刺しが最高です!

左から「ハツ」、「砂肝」、「レバー」です。

左:ハツ 中:砂肝 右:レバー

私はこの居酒屋にインド旅行の後、日本へ一時帰国するトランジットの間に立ち寄りました。

インドでは何を食べてもカレー味、カレー風味で、滞在した2か月間カレー漬けの毎日でした。

変わらない味に飽き飽きしていたところに、にんにくごま油を付けたぷりっぷりのレバ刺しを食べた時の感動は忘れられません。

鶏たたきと卵黄の生親子丼

また、こちらの居酒屋では焼き鳥はもちろんですが、鶏のたたきと卵黄を併せた「生親子丼」もオススメです!

伊勢について

伊勢店内
店名伊勢
住所39 39 Boulevard Tower S 1st Floor, Khlong ton nua, Watthana, Bangkok, Thailand 10110
電話番号+66-63-635-6269
営業時間平日 11:30~14:00, 18:00~24:00(L.O 23:30)
土日 11:30~14:00, 18:00~22:00(L.O 21:30)
定休日なし

ピザロール

3つ目はカンボジアで2番目に大きい都市バッタンバンにある「LA PIZZA Battambang(ラ・ピッツァ・バッタンバン)」のピザロールです。

ピザロール(ハーフサイズ)

ピザといえばイタリアが有名ですが、カンボジアで出会ったこのピザロールは本場イタリアのピザに匹敵、それ以上の美味しさでした。

生地とチーズのふわふわ感

このピザロールの感動ポイントは、もちもち、ふわふわの生地とチーズです。

口の中に入れた瞬間に、チーズのやさしい香りが口いっぱいに広がります。

噛み始めるとふわふわ、もちもちした生地と、とろっとろになったチーズが絶妙に混ざり合い、今まで食べたことない柔らかな食感に感動します!

もちもち生地から現れた生ハム

気になった方は、こちらの記事に詳細を書きましたので是非ご覧ください。

これこそハッピーピザ!カンボジアのとろけるチーズのピザロール

LA PIZZA Battambangについて

LA PIZZA Battambang 外観
店名LA PIZZA Battambang
住所59 street 159 D, Krong Battambang, Cambodia
電話番号+855-96-360-7417
営業時間17:00~22:00
定休日水曜日

フィオレンティーナステーキ

4つ目はグルメ大国イタリア、ミラノにある「La Quarta Carbonia(ラ・クアルタ・カルボニア)」のフィオレンティーナステーキです。

ミラノで肉料理を探していたところインパクトのあるステーキを発見し、早速食べに行きました。

フィオレンティーナステーキ

旨味がギューッと詰まったレア肉

フィオレンティーナステーキという名のこのステーキは、カリカリの表面と深紅の赤身がきれいなコントラストになっています。

フォークで一切れ持ち上げると極厚肉にもかかわらず肉の重みでしなり、柔らかさが見て分かります。

塩、胡椒、オリーブオイルをつけて頬張ると、しっとりとした肉の柔らかさと、まろやかな旨味が口いっぱいに広がり、肉を喰らっている幸せな気分になります。

しなるほど柔らかい赤身肉

La Quarta Carbonaiaについて

La Quarta Carbonia 外観
店名La Quarta Carbonaia
住所Viale Regina Giovanna, 22, 20129 Milano MI, Italia
電話番号+39-02-2952-5531
営業時間全日 12:30~14:30, 19:30~23:00
定休日なし

ジェラート

最後はデザートです。これまたイタリア、ジェノバにあるジェラート屋「La Cremeria delle Erbe(ラ・クレメリア・デッレ・エルベ)」のジェラートです。

このお店はホステルスタッフの女性が教えてくれた5箇所のジェラテリア(イタリア語でジェラート屋の意味)の1つで、彼女が一番オススメする所でした。

彼女がこの店を教えてくれた時「あの味を思い出すだけで心躍るわ!」といった感じでとても興奮していましたが、実際に食べてみるとその興奮がわかるくらい美味しいジェラートでした。

超濃厚なクリーム味

今回頼んだのは、Crema(クリーム)、Fondante(ダークチョコレート)、Yogurt(ヨーグルト)の3種で、クリームとダークチョコレートは濃厚、ヨーグルトはさっぱりした味でした。

特にオススメなのはクリーム味で、アイスなのにまるで高級なチーズケーキを食べているかの様なリッチで滑らかで濃厚な口当たりでした。

イタリア滞在中に10か所以上でジェラートを食べましたが、この口当たりには他で出会うことはありませんでした。

艶のあるジェラート

このジェラテリアでは、多種多様なジェラートが揃っています。他の店の味と比べてみるとこの店の凄さがより分かると思います!

様々な味のジェラート

La Cremeria delle Erbeについて

La Cremeria delle Erbe 外観
店名La Cremeria delle Erbe
住所Piazza delle Erbe, 15/Rosso, 16123 Genova GE, Italia
電話番号+39010-246-9254
営業時間日~木曜日 11:00~01:00
金、土曜日 11:00~02:00
定休日なし

後記

「感動」にフォーカスし悩みに悩み選んだところ、鶏飯、レバ刺し、ステーキ、ピザ、アイスクリームという日本でも食べられそうなグルメが揃ってしまいました。

似たような料理は日本でも食べられるので、写真を見て何となく味を想像し易い分、これらのグルメを口に運んだ時に「おぉ!なにこれ!全然違う!」と、想像をはるかに超えるおいしさに心がときめきます。

もし、近くを訪れるチャンスがあれば足を運んでみてください!