こんにちわ。JalanKota(@terc0023)です。
今回は、短期ウズベキスタン旅行の悩みどころ「ブハラ」と「ヒヴァ」どっちに行くかについて考えてみました。
うーん。どちらも魅力的な建物や雰囲気があって決められない……。
私は苦渋の決断で「ブハラ」を選びます。
その理由は2つです。
- タシケント、サマルカンドから近いので移動時間を減らして自由時間を確保できるから
- ブハラの方が大きい都市なので、色々な観光スポットや伝統工芸品の商店がたくさんあり、長い時間楽しめるから
詳しく話していきます。
ブハラとヒヴァどっちか選ぶなら「ブハラ」にする2つの理由
理由1:ブハラの方が自由時間が多いから
理由の1つ目は「ブハラの方が使える自由時間が多い」ということです。
列車の乗車時間で比べるとタシケント~ブハラは最短4時間、タシケント~ヒヴァは14時間です。
片道で10時間違うということは、往復で20時間の差になります。
短期間の旅行なのに20時間を列車の中で過ごすのはもったいなくないでしょうか?
この時間を自由時間にして、ブハラの朝焼け、夕焼けを見たり、ちょっと遠出をしたり、体験型の観光をする方が楽しめそうじゃないですか?
私は、日中の突き抜けるような青空に黄色い砂漠色の建物のコントラストも好きですが、夕方の真っ赤な夕陽に照らされて、砂漠色→オレンジ→赤と色が変わっていくイスラム建築はもっと好きです。
その色の変化を見ながら、砂糖がたっぷり入ったウズベキスタンの甘い紅茶を飲み、砂漠の渇いた空気を吸って、ブハラにどっぷりつかるのはいかがでしょうか?
移動時間を減らし、自由時間を増やせるブハラをおすすめします!
理由2:ブハラの方が観光スポットが多いから
単純に観光地の大きさの話です。ヒヴァの世界遺産「イチャン・カラ」は周囲2.2kmしかありません。つまり、それほど大きくないのです。
試しにBooking.comで中心地から3km未満のホテルの件数を調べてみたら、2倍以上の差がでました。
- ブハラ・・・・・213件(Booking.com)
- ヒヴァ・・・・・95件(Booking.com)
この差からも観光地の大きさの違いが想像できると思います。
この規模の違いから「観光スポット」、「伝統工芸品の商店」、「レストラン」の数にも差があることがイメージでき、種類が多い分ブハラの方が長く楽しめるのではないでしょうか。
観光地の規模が大きく、長く楽しめそうなブハラをおすすめします!
理由の1,2を併せるとヒヴァよりブハラの方が「自由な時間があって、長く楽しめる」ということになります。
「ブハラ推し」と言うと来そうな反論
このパートでは、「ブハラにした方がいい」というと言われそうなことに答えていきます。
飛行機を使ってヒヴァに行けば?
タシケントからウルゲンチ行きの飛行機があり、合計で4~5時間あればタシケントからヒヴァまで行けます。
しかし、問題はヒヴァから出る時です。
ヒヴァからサマルカンドに行くには鉄道かタクシーのチャーターしかなく、鉄道だと17:55にウルゲンチを出発して、9時間30分後の翌日の03:25にサマルカンドに着きます。
初めてのウズベキスタン旅行で深夜着は大変ですし、短期の旅行ではこの移動はとてもハードです。ヒヴァ行きはきついと思います。
ヒヴァは田舎的でサマルカンド、ブハラとは違ったウズベキスタンを体験できる
それは、ゆっくりする時間があるからではないでしょうか。移動に追われていたら田舎的な感じも半分くらいしか体感できないと思います。
そもそも、なんでそんなに少ない日数なの?
そもそも論で話すより、大切なお金と時間を初のウズベキスタン旅行に使うと決めたことを歓迎して「ウズベキスタン旅行を最高の時間にすること」を手伝いましょうよ!
ブハラの観光スポット
ブハラ推しで来たのでここからは、ブハラの観光スポットを簡単に紹介します。
観光ルートは別記事にありますので、よかったら旅の参考にしてください。半日でかなり周れることがわかります。
バラハウズモスク
ブハラの有名な観光スポットと言ったらここ「バラハウズモスク」です。
特徴的な木の柱に支えられていて、柱の細かな彫刻が見ごたえあります。
モスクの正面には「アルク城」そして、塔みたいなのは「シュクホバ給水塔」です。最近エレベータが付いたらしく、てっぺんまで行けます(入場料40,000スム)。
アルク城やブハラの旧市街が見渡せると思います。
アルク城
そのアルク城内も観光できます。入場料は20,000スムです。
でも、この城はこの雄大な城壁が一番だと思います。正直、写真じゃ全く伝わらないスケールです。
チャスマイ・ミロブ・レストラン
夕焼けを見る場所の候補はここ「チャスマイ・ミロブ・レストラン」です。
3階建ての建物の屋上から
- カランモスク
- カランミナレット
- ミル・アラブ・マドラッサ
これら3つの建物を見られます。
雲の流れ、人の動き、徐々に傾く太陽を見ながら、ビールが飲めます。砂漠地帯の渇いた気候にぴったりです。
旧市街の商店街
ミル・アラブ・マドラッサの裏手には、商店街が続いています。
みんながそれぞれ思い思いのものを売っているので、類似品が少なく目新しくて楽しいです。
刃物を扱う鍛冶屋もあります。
おみやげにラグやスカーフ、洋服も買えます。
何となく言われてみればですが、シルクロードの中継地として、東西南北の各地から色んなものが集まってきた名残を感じます。
まとめ
ブハラとヒヴァどちらかにしか行けないなら「ブハラ」を選びます。ブハラを選んで、こんな感じで観光します。
- 移動時間を減らして、自由時間にする
- その時間でたくさんの観光スポットに行く
- ウズベキスタンを好きになる!
ウズベキスタンを好きになれば、また行きたくなるので、その時にヒヴァを思いっきり満喫しましょう!
それでは!気を付けて良い旅を。
■サマルカンドの観光はこちら